車を所有していると新築時にカーポートの設置を検討している方も多いでしょう。カーポートは一度設置してしまうと、簡単に設置やり直しとはいかないので慎重に設置場所など判断することが大切です。今回は、カーポート設置時の注意点などをお伝えします。

■カーポートの種類
カーポートには、大きく次の3つの種類があります。
- 片側支持
- 両側支持
- 後方支持
屋根を支える柱をどこに設置するかによって、片側・両側・後方の3つの種類に分かれます。左右どちらかのみに柱がある片側支持なら出入りの際に柱が邪魔になりにくいというメリットがあります。両側に柱を設ける両側支持なら、安定感があるのがメリットです。また柱を後ろに設けた後方支持は、出入り時に柱がより邪魔になりにくいというメリットがあります。種類によってメリットやデメリットや設置スペース・費用も変わってくるので、希望に合わせて選ぶとよいでしょう。
■カーポート設置時の注意点
〇広さや向きは通路や近隣への影響も考慮して決める
カーポートを設置する際には、車の台数やサイズだけでなく、乗り降りや通路スペース・雨の日の乗り降りなどを考慮して広さや向きを決める必要があります。車のサイズだけで考えていると、柱にドアがぶつかる・乗り降りがしにくいとなりかねません。とくに片方支持の場合は雨や雪が流れる方向まで考慮しなければ出入りがしにくいだけでなく、隣家に迷惑がかかる恐れがあるでしょう。
〇防犯面も意識する
カーポートがあることで車は保護されますが、車の盗難対策としてはガレージよりも劣ります。また、カーポートがあることで道路からの視界を妨げる・屋根から空き巣が侵入する際の足場にされるなど防犯面での不安もあります。そのため、カーポート設置の際には盗難対策・侵入対策まで考慮することが大切です。車の盗難対策としてはゲートやライトを設置する、侵入経路にされないためには家から離して設置する・庭木を工夫する・カーポート側の窓を工夫するなどを検討するとよいでしょう。
■カーポート設置の失敗例
〇柱が邪魔な位置にある
カーポートでは柱の位置で失敗するケースが少なくありません。
・柱が邪魔で車への出入りがしにくい
・柱にドアをぶつけてしまった
・車道から柱が見えずに駐車の際に柱にぶつけた
また、位置だけでなく高さも重要です。柱が低くてハイルーフタイプの車が入らない、バックドアを開けたら屋根に届いてしまったというケースもあるので注意しましょう。
〇室内が暗くなった
カーポートを設置することで、家への日差しを遮る可能性があります。カーポートを南側に設置した場合や屋根が低い場合などで、カーポートが邪魔となり室内に太陽光を取り込みにくくなってしまうのです。また室内からの視界が悪くなりせっかくの外の風景を満喫できないというケースもあります。
〇近隣に迷惑がかかってしまった
カーポートを設置する際には、隣家の影響も考慮する必要があります。
・カーポートの屋根で隣家の日当たりが悪くなる
・カーポートの柱が隣家の窓を遮っている
・屋根から落ちた雨や雪が隣家の庭に飛び散る
隣家が近い場合、カーポート設置でトラブルになる恐れもあります。隣家の影響も考慮し、必要なら事前に同意を得ておくなども検討しましょう。
■カーポート設置で失敗しないポイント
カーポート設置に失敗してしまうと、出入りしにくいなど日常的なストレスを抱えやすくなります。また、失敗したからといって簡単に工事をやり直すのも難しいので、慎重に設置場所などを判断することが大切です。カーポート設置で失敗しないポイントとして、5つ紹介します。
・家の位置と設置場所を考慮する
・車のドアと柱の位置に注意する
・環境に合った素材を選ぶ
・家のデザインとのバランスを考える
・将来の使い方まで考える


